ほら、まただ
声が聞こえる。
醜い心の声が……
《はあ~学校だりぃー》
《最近こいつ、うざいな、そろそろシメるか…》
《あいつえろい体してんな~
どうにかやれねーかな!?》
《ふふっ…こいつあたしよりブスじゃん》
私、神崎翠(スイ)は物心ついたときから、他人の心の声が聞こえる
私自身、
心の声が鮮明に聞こえすぎて、見分けがつかない時がある
今は、間違えは少ないが…中学に入る前までは、そっちの声にも返事してしまっていた
そうすると、相手は気味悪がり、私を変人扱いする
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