「あ、ついたね。」




「本当。」




話してるとあっという間で…私の家にもうついてた。





「じゃぁ、ありがとうございました。」




「あ、勝也に用あるからあがらせて貰っていい?」




「そうなんですか?!すみません。」




ありがとうございました、とか言っちゃったし。馬鹿…




「どうぞ。」




玄関に颯大さんを招き入れようとした時…目に入った靴…これって…




「颯大!おせーよ!9時には終わるって言ってただろーが!」




お兄ちゃんが怒りながら、階段から降りてきた。