って事は私と先生、学校に閉じ込められたって事!?



どっどうしよ!!!



全部私のせいだ!!



私がぁぁぁ…



――ポン



紀野先生が手を私の頭にのせた。



「戸部のせいじゃないから。大丈夫」



そう言って笑ってくれた。



私の心読めたんだ。



もう私は紀野先生に心を許してるんだな…



あんな短時間なのに…



っっっっって!!!!!
こんなこと考えてる場合じゃないし!!!!