一期二会 ~いつかのX'mas~




―――ん?



私は静かに目を開けた。



「あっ…」



うぅ…頭痛い。



私の横の紀野先生は体操座りをして俯いている。



あ、さっき言い過ぎたかもなぁ…



そして私は叫んでから、記憶がないことに気付いた。



―――私気絶していたんだ。