「ミャァァァ・・・」

ライヤが私の異変に気付いたらしい
猫とか犬って敏感って聞くケド
本当なんだね

「ありがと
もう大丈夫だよ」

てかライヤお腹空いてるカモ!!
早く帰らないとっ
私は無理矢理痛い足で立った

「ミャァ・・・」

「大丈夫、帰ろうか」

私は右足を引きずりながら歩いた

「ライヤ、おいで」

私はライヤを抱きかかえた
本当にライヤは可愛いんだから
私はライヤがくれた
一輪の花をしっかり持って
家に向かった






「つっ着いたぁ・・・」

やっとの思いで着いた
長かったな・・・
しかも足がもっと痛くなった気がする

ピーンポーン

今日はライヤが居るから
普段押してないインターホンを鳴らす

「はい?って星菜?!とライヤ!」

「「星菜?!」」

「入って下さいっ」

「うん」

私は家に入った
そしてソファーに座った
三人も続いて座った

「心配したんですよ・・・」

「・・・ありがと
心配かけてゴメン」

こんな最低な私を
心配してくれてありがとう

「ライヤ、見つかったんだな」

「うん
何かこの花を取ってたみたい」

私は雪のような花を見せた

「・・・綺麗」

「だよね、私も思った」

そう言って
花瓶を取る為に立った