「じゃぁねっっ!」

学校が終わった後
すぐに帰った

「ライヤ~」

街中をウロウロする
でもライヤは人見知りだから
人が多い所は
行かないような気がする・・・

路地裏とかを捜しても居なかった

「ミャァー」

「?!ライヤ??」

私は声のする方へ行った
そこは木が生えていた
森・・・みたい

「ミャッ」

「ライヤっ!」

ライヤは森の中に入った
私もライヤの後を追った

「ライヤぁ~どこ??」

森の中は結構広かった
しかも夕方だし暗かった
でもライヤの為だからいい!

「ライヤー!」

「ミャァ」

「!危ないっ!!」

ライヤの先には崖
私はそこまで走ったケド
ライヤは空中・・・

「ライヤっっ!!!!」

その勢いで私も落ちてしまった
だケドライヤを抱きかかえて
落ちていった

ドスッ

「ったぁ・・・」

「ミャァ」

「大丈夫・・・?」

「ミャッ」

「ん?花・・・?」

ライヤの口には一輪の花
白くて小さい・・・
雪のような花だった

「ン」

ライヤはそれを私の膝に置いた

「くれるの?」

「ミャァ」

「もしかしてこれの為に??」

「ミャッ」