「あなたこの家から出ていってくらさない 凪さんが不安がって見ていられないのよ」 一次に少し似ているお母様に言われて…… いつもなら…… 「はい」 お母様に渡された紙 「お金が必要でしょ 一次には凪さんのような方が必要なの 凪さんはあなたが素直だとおっしゃたけど でもあなたがそばにいるだけで凪さんは不安なの その小切手差し上げますから 今日中には……よろしいわね」 言いたいことだけ言い強くドアを閉める