「泣いてもだーめ。
逆効果だぜ??」
そして私は
その場で、西野くんに
抱かれた。
乱暴に…
気がつくと夜で
辺りには誰もいなかった。
怖くなった。
私は泣いた。
狂ったように泣いた。
涙が枯れるまで泣こうと
思った。
でも涙は枯れずに
頬を濡らしていた。
ふと、今何時か知りたくなった。
携帯を開くと
8時を少し過ぎた
あたりだった。
―着信3件―
お母さんが心配して
電話をかけてる。
乱れた制服を整えた。
こんな格好では
家に帰れない…
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