「美依亜、おいで??」



西野くんは
壁に手をついて
私が逃げられないように
した。



今度は無理やり
私を抱きしめた。
そして床に押し倒した…



「はっ…はな…しっ……てっ??」


恐怖に震えて
うまく言葉が出てこない。



「怯えちゃって
かーわいいねぇ」



西野くんは自分の制服のネクタイを外して
私の自由を奪った。



「離してっ…」



そして乱暴に
リボンを剥ぎ取って、
制服に手をかけた。



「止めてっ…
西野くんっ」



私の瞳からは
大粒の涙が流れて
頬を濡らしていた。