「熊さん、大和が失礼な事しましたね。これで許してもらえますか?」
執事が、熊さんを見る。
「・・・俺・・・許す。」
笑顔になる熊さん。
「痛って~・・・」
殴られた頬を手でさすりながら、起き上がる組長。
その組長は、熊さんの側に歩いていくと、
「悪かったな、熊。」
と素直に謝る。
「・・・いいよ・・・・大和・・・親友。」
熊さんは組長にも笑顔を向ける。
「それでは、熊さんのお弁当でも食べましょうか?ここでは真木ヒナタさんが寝てますから、隣の小夜さんが泊まっている部屋に行きましょう。」
執事の言葉で私と執事と組長と熊さんは、真木ヒナタの病室の隣の私が寝泊りしている部屋に行った。


