だいぶ上まで登ってきたジャック。家はもうアリみたいに小さくなっていました。 ジャックはホッと一息つき、 「ここまで来ればいくら母さんだって僕のことは見えないだろう……」 ジャックは雲の上にいく気はありせんでした。 雲の上に神様がいるなんて分かりません。それにむしろデカい鬼なんていたら大変です。 しかしここまで上にくると雲の上はすぐそこです。 ジャックはそーっと見るだけなら大丈夫だろうと雲の上に行きました。 ◆