しかし真のツンデレであるキリギリスは言いました。




「でっけーケツだな。邪魔だぜ」




(言ってしまった…)キリギリスはとても後悔しました。




しかし優しいアリは「ごめんなさい!」とあやまります。




キリギリスはこれ以上いたら自分が言ってしまう言葉でアリを傷つけてしまうと思い、唇をかみしめながら(虫に唇はない)去ろうとしました。




しかし踏みとどまってしまいます。




このまま立ち去ればもう彼女に会えないかもしれない。