飲み会を早々と退席すると二人はまだ開いていた宝石店に立ち寄った



 「何を買うの?」


透は不思議そうに郁を見た

 「記念」

 「記念?」

 「そう…嫉妬記念」


にっと歯を見せて笑う郁に顔を真っ赤にする透


付き合って4年にもなるのに相変わらず郁は透をドキドキさせてくれる