みんなに注目されしかも抱きつかれているのが恥ずかしいのか透の声はものすごく小さい


 「かちょー?俺の篠原さんに色目遣わないでくれます~?」


俺は酔った振りをしながら強く透を抱きしめる


 「君、飲みすぎだよ」

 「そうですよ、わたし送りましょうか!?」


何人かの女子職員が俺を送ろうと立ち上がった


 「だ…」

 「篠原さん?」

 「私が送ります!」


透嫉妬してくれた?