俺はケーキを持ってマンションに帰るとエプロンで手を拭きながら俺を出迎えてくれた透


 「おかえりなさい」

 「ただいま」


すぐに見られる真っ直ぐな笑顔


ほらそれだけで癒される俺がいる


 「ケーキは?」

 「ちゃんと買ってきたよ」

 「二人は元気にしてた?」

ケーキを受け取ると冷蔵庫に入れた透に後ろから抱きついた


 「わっ?!」


驚きながらも俺の腕に手を添えてくる


 「なぁに?」

 「幸せだなって」

 「ふふっ私も♪」