――――… ――――――――… 「うっわぁ~……」 す、…すごい…! 開いた口が塞がらないというには、すなわちこういう事だろう。 一目見ただけでは視界に収まりきらない程の建物の数々。 その建物に新入生らしき生徒達がどんどん吸い込まれるように、建物に入って行く。 私もその集団に遅れをとらないように、足を急がした。