ドキドキと高鳴る胸を押さえて、“彼”のいるこの学校に足を踏み入れる。




ねぇ…覚えてる?



あたしはずっと覚えてるよ。



あなと交わした…





――…小さな約束。







本当はダメだって分かっている。





でもね、もうこの気持ちは…止められない。