転校生は王子様♂



「・・・ばぁか。
当たり前じゃん。俺ら、友達だろ??
本気にすんなよ。冗談だって。」




やっぱり、冗談だったんだ。
なんで、私ってば信じちゃったんだろ??
本気で馬鹿だね。




男なんてこんなもんだよね。
あの時から、決めてたのに。忘れてたよ。





「あははっ。わかってるよ。
冗談に乗ったんだって。」




本当は、全く笑えないけど、無理に笑う。
じゃないと今の私は、すぐに泣いちゃいそうだから。
涙がこぼれそう。





「だよなっ。
んじゃ、かえろっか。」





「うん。」





竜ちゃん、そんなこと言うなんて嫌だよ。
冗談なんて・・・。





今日、竜ちゃんが少し・・・嫌いになった気がする。
だって、あんなこと言うんだよ。
普通の人は大したことないかもだけど。




嫌、嘘です。
嫌いになんてなれないよ。




嫌いになりたいけど、なれない。

恋って、そういうもんなんだね。




こんな気持ちになるんだね。
なんか無償に気持ちが膨らんで泣きたくなる・・・感じ。