「愛梨、起きろ~。 愛梨――――――。おぉきぃぃぃぃろぉ!!!」 そんな竜ちゃんの声で目が覚めた。 まだ隣には、竜ちゃんがいる。 妙な安心感を覚えた。 「ふぅあ~。おはよっ。」 「はよ。」 そうやってハニカんで笑う竜ちゃんに不覚にもドキッとする私。 昨日の気持ちはやっぱり本当だったのだと思い知らされる。 『私は、竜ちゃんのことがスキ』って。