『私はR:I』

『知ってる。
いや、違うか、
お前はリィだ。』


『リィ?
いい名前ね。
なんだか懐かしくて
私、好き。』




砕けた話し方が
リィらしくない。

でも
顔も香りも仕草も
全てリィ。


俺のリィだ。





だから、
『一緒に帰ろう?』