玄関の扉を 押し開けて 彼女の元へ走り出す。 どこに行くのか 当てがない。 だから親父に電話をして リィの居場所を 聞き出した。 電話の向こう側は 唯一の血筋が逃げ出して 大騒動。 リィが居るのは 人形屋。 もう姿を留めているかも 分からない 俺の愛しいヒト。 神様 もう一度、 巡り合わせて下さい。