トサッー 俺は桜の下に腰掛けた。 ほんのり暖かいのは この桜が 生きているからなのか。 『満様、もし私に… 会いたくなったら この桜を…。 思いだして下さいね。』 飛びきりの笑顔で 告げられたのは 別れを予感させる 言葉。 俺達の運命を 急かすような。 『リィが好きなんだ…』 側にいてほしい。 『私も満様が好きです。 婚約者の麗様がみえるまで あなたの近くに 置いて下さい。』