しかし、仕事が忙しくなるのをイヤがって、

「全くだ。王様は、少しも我々の事を考えてくれない。」

ガマアと同じく、不満を言う家来がだんだん増えてきました。

ある時、ガマアは悪知恵を出して、

「そうだ! 手続きを増やせ。

そしたら町の連中が、城に来るのがきっと減るぞ!」