「でも、それじゃぁ執事とかメイドとかと変わらないんじゃない?」 まぁ、そりゃそうだ。 「最近はSPもそんな仕事が増えてきてんだよ。 いくらメイドとか執事がいるからって主を守れないだろ?」 あっ、そうか。 夢乃の納得した声が広い部屋に響く。 「それに、しょっちゅう夢乃の命が狙われるわけじゃないしね。」