「嘘っ!!」
「え。」
涙目で叫ぶリウ。
こういう強がろうとするところは昔から何にも変わってない。
「嘘嘘嘘っ!!
わかってるもんっ。好きって言ったってどうせ、幼なじみだからー、とか、腐れ縁だからー、とかなんでしょっ。
私が思ってる好きとゼロの思ってる好きはぜぇぇぇったいに違う!!!!!!」
………なんで俺、こんなに信用されないんだろう。
俺、何か言ったか?いや、確かに言ったけど、どうすれば信じてもらえるんだよ!!
みんながじっと見つめる中、汗がとまらない俺。
マジでどうすりゃいいんだよ!!
「だーーーーーっ!!
もうっ!!だから、俺が好きなのは、お前なんだって!!リウ!!」
そういって、俺は火照っていくのを振り切るように、リウを抱き寄せた。
「ずっと、ずっとお前だけを見てきたんだよっ!!!!/////」


