あ、そういえば。
「リウ。」
「ん?なに」
いや、微かにだから自信はないけど……
「俺、お前にコクられた?」
「…………なっ!//////ななななんでゼロ!?えっ!?はい!?」
涙をぴたりと止めたリウは、途端にパニックになった。
「あらあら。」
口に手をあてて微笑むセシルさん
「ちょっと、ゼロ!!あんた人の気も知らないで何いってんのよ!!
強い魔法使いの弱点が恋愛なんてどんだけ鈍感よっ。
女心がわかってない!!」
そういってやいやい叫ぶ夢乃。
その夢乃の発言にうんうん、とうなずくルカ。
「ホント信じらんない……////」
「ごめんっ!!だってまさかマジだとは思わなかったし……。」
だって、だってすっげー嬉しいんだ。
だって俺も。
「……だって俺も、好きだったから……////」


