「それじゃつまり、俺が気を失った後にリウの魂も、自分の身体に戻ったってわけか?」 「うん。ただ、一度抜けた身体に戻ったもんで、魂がなかなか定着してくれなくて、いまさっき目が覚めたの。」 「はい、これに座って。」 ルカがどこからともなくイスを持ち出して、そこにリウを座らせた。