「!!」 急いで駆けつけると、黒いオーラのようなものが背の高い女の人からあふれて、その華奢なうでをリウの前に向け、見えない力でリウを締め付けているようだった。 「っく!!」 突然右腕に痛みを覚えて見ると、ブレスが怪しい紫色に輝いていた。 あいつに対等に戦えるなら、このブレスをはずして、本来の姿で戦うしかない。 でも、リウに本当の姿を見られるわけには……!! 「いやあああああ!!」 「!!」 迷う時間なんてもうない………。 リウは俺が守ってみせる!!