しばらくして着いたのはどこにでもありそうな銀行だった。 『僕は銀行強盗なんてやらないからな!!』 『そうは言わせねえよ。魔法でもなんでも使ってここの銀行の金全部とってこい!! さもねえと、一生家に帰れねえような体にするぞ。』 『だったら今すぐやれ!!僕は死んでもやらない!!』 なんだとっっ!! 男の怒りも頂点に達したのか、こぶしをふりあげる。 もうだめだ、と本気で感じたときだった。 『やめなさいっ!!』