男は二人組みでどちらも黒人だった。
背も高く、どう考えても子供がかなう相手じゃないのはいわれなくても十分承知だ。
だけどなんとかして抜け出さないと………。
そう思っていると男のひとりのケータイがなった。
『もしもし、なんだ!!今忙しいんだよっ!!
はあっ!?なんだと!!』
荒々しい声で話す男に思わず耳をふさごうとすると、後ろからかすかな物音がした。
『大丈夫?今助けよんだからね。』
こっそり後ろをのぞくと、歳もさほどかわらない女の子がいた。
『こっち向いちゃだめっ。そのまま前をむいてて。』
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