バアアンッ!! 「やっと見つけた……リウ!!」 「「「っっ!!」」」 そこに立っていたのは夢乃ではなかった。 長くのびる金髪に、整った顔。 青い目からは闘志を燃やしている、女の人。 ──────シイラ……。 「リウ、お前の力を私に渡せ。」 「魔力はない!! 夢乃、私たちを思い出して!!そいつに取り込まれてはだめ!!」 「無駄だ。夢乃は私に喜んで、全てを捧げた。もう、元に戻るすべはない。」 「嘘よ!!夢乃はそんな簡単に自分を捨てない!! 夢乃を返して!!」