「舞ちゃん!!」
突如ドアがあいて、ルカ君が駆け寄ってきた。
「ルカ君………。」
「大丈夫?待って、今から結界はるから……!!」
そういうと、ルカ君はなんともないように、結界をはった。
息がしやすくなった私たちは、ルカ君に詰め寄る。
「なんで、ルカ君は魔法を………?」
「よくわからない。
でもおそらく、舞ちゃんたちの魔法とは違って、僕のは医療専門だから……。」
自信なさげに、話すルカ君は、こわばった表情を隠せないようだった。
「屋敷はめちゃくちゃだったよ。夢乃本人は見当たらなかったけど、多分舞ちゃんたちを探してる。
ちなみに、屋敷の外も全く人の気配がしなかった。」


