「お前、なんて名前?」 俊の家族が引っ越してきて1週間がたったころ、1人で遊んでいた私に突然声をかけてきた男の子。 ゼロ(俊) 5さい 「私はリウっていうの。よろしくね。 あなたの名前はなぁに?」 「ゼロ。」 名前だけ短く答えた俊はその頃人見知りだったらしく、自分から声をかけたのは初めてだったという それから毎日、私は俊と遊んだ。