「ハァ……ハァ……ちくしょぉ。なんなんだよ、この暑さ。 マネキンはほとんどおいたからいいけど、ここで1週間も生活するのは大変そうだな……」 いまだに太陽は俺の真上を陣取っていて、一向に傾く気配がない。 「とりあえず、どっか休める場所を探すか……」 いやいやながらも俺は立ち上がり、どこかわからない島をさまよった。