「助けてくれてありがとうございました・・・。 せっかく主人様が作ってくれたからだがずたぼろです・・・」 機械的にしゃべるゼロくんの体。 「まったく、こんなわなにはまるとは・・・ 見事にだまされましたよ。とご主人に会ったら伝えてください。」 「はい」 いつの間にあんな高度なわざを使えるようになったんですかねえ。 マネキンをつかって僕の目をあざむく方はなかなかいませんよ。