「………くん、……ロくん………ゼロくん。」
誰かに名前をよばれ、起き上がると先生がたっていた。
まずいっ!!
まさか寝過ごした!?
「すいませんっ。今すぐ準備しますから!!」
「落ち着いてください。まだ夜明けには時間がありますよ。」
「え?」
カーテンをひいてみると、黒い絵の具をぬりたくったような暗闇が広がっていた。
「それに謝るのはこっちのほうです。実は先ほどの話を少し聞いてしまいましてね。
リウくんにあなたのことを話したのですか……」
「えぇ……もし俺が力を操れなかったら迷わずころ「そんなこと許しませんよ。」
そんなこと許しません。
もう一度ゆっくり繰り返した先生を俺はみた


