同じくらいの背丈の男の子について行くのは不思議な感覚だった。 まあ、俊が背高いだけか……。 黙って入ったのは客間だった。 「ルカ君……?」 「舞ちゃん!!お願いがあるの!!」 はいっ!? 突然、私の手を握って涙目になりながらルカ君は話し始めた。