生徒はキョロキョロと辺りを見回して、その音の主をみて、背筋を伸ばす。
「おや、学園長。ご見学ですか?」
戦う前とは大分ちがう、にこやかな笑顔で銀色の髪を揺らした。
「いや、まぁな……。
ここに卒業生がきていると聞いて来たんだがまさかゼロとは………久しぶりじゃのぉ。」
「お久しぶりです、学園長。すいません、挨拶もせず、勝手に授業のアシスタントなんかになってしまって……。」
学園長も先生と同じ、偉大な魔法使いで、名前を知らない人はこの世界にはいないだろうと言えるくらい、有名な人だった。
「いやいや。気にするな
その変わりに、この授業が終わってから私の部屋に来てくれ。話がある。」
「はい……わかりました。」
一体なんだろう……


