♂最強SPたちの恋愛事情♀




「では、本気で行きますよ。」




眼鏡の奥にある冷たい視線とぶつかった途端、急に目の前が真っ暗になった。





「………っ!!」



あわてて体を沈めて体制を立て直す。








「本気勝負です。」




俺に向かって伸ばされていた手を自分の体に戻しながら、先生はククッと笑うと、また次の技を仕掛けてきた。















魔法を使う度に、爆発音が鳴り響き、そのたびに生徒たちは自分の身を守ろうと、結界をつくる。







「やはり、君を倒すのは難しそうですね。」




一瞬たりとも技をとめることなく、先生は話続ける。


「ただ、防御するときに一瞬だけですが、遅くなるところがありますね。
それと、よける時は、あと一歩早くしたほうが、すぐ技を使えるはずです。」






こんな激しい勝負をしていて、こんなに冷静に話しかけるなんて、やっぱりただの魔法使いじゃない。







「あと、1分。頑張りましょう。」