「さすがにあれはヤバかったかな……。」 俺がただの魔法使いじゃないって知ったらみんな驚くよな……。 「舞にはあんな事いっちゃったけど、やっぱいつかはバレるし……。 どうすっかなー。」 自分の部屋でそんな風に呟いていた。 ──────俺は滅びかけた強力な魔力をもつ一族の生き残りだなんて……。 「言えるかよ……っ」