「もしかして、ルカ君って魔法使いだったりする?」
「ん〜。まぁ、種族的には魔法使いだけど、僕は舞ちゃんたちみたいに戦えない。
僕は、魔法界のお医者さんなんだよ♪」
そうだったんだ……。
「全然気がつかなかった。」
「それは、僕も同じだよ。
今さっき俊君に会ったときに、俊君から魔力を感じたんだ。
そしたら、この家からすごい魔力が出ていてびっくり。
彼も感じたみたいで、急いで探そうとしてたの。そのときに僕も魔法使いだっていったんだよ。
ここの部屋のことを教えてくれたメイドさんがそろそろ応援にくるはずだから、それまで舞ちゃんには結界をはっとくね。」
僕は、メイドさんたちの様子みてくるからじっとしていて。
ルカ君はそういって走っていってしまった。


