そういって私は空にまいあがった。 「そぉっれ!!」 手をパンッと叩いて地上に向ける。 すると、手から粉がたくさんでてきた。 キラキラと光る粉はやがて、地上にいる夢乃と俊以外の人たちに降り注いだ。 三秒と経たないうちにパタリと人がどんどん倒れていく。