「何でこんな展開になったんだ?リウ。」 「本名で呼ばないで。 夢乃のあの表情みたでしょ。普通なら笑い飛ばすはずなのに………夢乃は直感的に状況を理解したのよ。」 「だろうな……。本人はまだ気がついていないけど、魔法使いの存在を信じなきゃとでも思ったんだろ。」 複雑な表情をしながら私たちは500人のSPがまつ庭に向かった。