バンッ 突然、重いドアがあいて、サングラスにスーツといういかにも怪しげな大人が雪崩のように押し寄せた。 「きゃあぁっ!!」 パニックになった夢乃の声が隅のほうで聞こえた。 そこには夢乃に近づく大人が………しかもその手には銃が握ってある。 あ……。 あの銃………。 クスッ 突然、横で笑い声がした。 「俺が、お前より上ってこと教えてやるよ。」 ニヤリと不気味に笑った俊。