「言うの遅すぎだよ…。」 泣くのは、消えてからにしてね? 最後に、泣き顔は見たくないから。 「私の事を片隅に入れてくれたら良いから…、だから、少しでも思い出にしといて…。」 「忘れないよ。絶対忘れない。」 ふれることも出来ないのにね…。 如月君の唇…暖かいよ…。 「大好きだったよ…頼羅…。…ばいばい。」