「2人とも、またせたな!!」 そう言って嬉しそうに、その袋をテーブルに置いた。 置いた時にあまり音がしなかったので、重いものではなさそうだ。 「それ、中身はなんですか?」 私は袋をゆび指した。 「オレとお前の衣装だ。」 「いっ衣装!? 劇でもやるんですか??」 「ははっ、さすがにそれはやらねーよ! 見たらわかるって!」 部長が袋をガサゴソし始めた。 「はいっ!茉莉ちゃんの分!」 部長が取り出したのは… フリルのたくさんついたメイド服! はぁ??