私はその後も彩を応援した。 準決勝は僅差で勝ち進んだが、決勝であえなく優勝を逃した。 「お疲れ!彩!」 私は試合が終わった直後の彩に駆け寄った。 「負けちゃった♪」 彩は舌をちょっこっと出してふざけてみていた。 「うん。でも、決勝なんてすごいよ!」 「やっぱりぃ~!?」 彩がニヤっと笑った! そして、今度何か奢ってほしいと言ってきた 彩は私と違ってちょっとのことじゃへコたれないな! 全く、いい性格してるよ…