あたしは、泣いているのが栞にばれない
ようにすぐに電話を切った
凌さんが・・・・
ここまで、人を好きになったのは初めて
だった
恋をしたのも凌さんがはじめてだった
あの時、あの場所で、凌さんとあったのは
運命だったんだよね?
・・・・ただの偶然?
そんな偶然は信じられないよ・・
一番会いたかった人に、会ったんだから・・
あれから、もう少しで一年・・・
もう少し、凌さんと一緒にいたかったな
凌さんのサッカー姿、見たかった・・
試合で、目が合ったときのうれしさ
まだ覚えてる・・・
まわりも、自分だ。って言ってたけど
確かにあれはあたしのほうを見ていた
そうだよね?凌さん・・・・

