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すると千尋が笑っていった。

「帰ろっか!」

「うん!!!」


あたしたちはバックをもって外へでた。


階段を下りて靴箱から外へ。


放課後のグラウンドは校舎の中と違いにぎやかだ。


そこへ幸也くんが走ってきた。

サッカー部のユニホームを着ている。

なんでこんなときにくるの?

なんで?なんで?


「よっ!」

すると千尋が少し下を向いて後ずさりした。

顔が合わせずらいんだろう。


あたしはこのままではいけないとおもい、幸也くんの肩をつかんで千尋に隠すようにしてあたしは言った。

「なんでそんなことするの?幸也くんは千尋をふったんでしょ?千尋は傷ついてるんだから会わないほうがいいって。」


すると幸也くんは言った。

「べついいじゃん!てか俺、千尋に会いに来たんじゃないし。」


「えっ?」


「んー。もぉややこしいからいいやっ。また明日。バイバイ!」


「えっあっバイバイ」