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竹下周。3-3組


私は忘れていたのだが明日私の誕生日。


瑠奈は私にキーホルダーを買ったらしく


びっくりさせようと


今日の朝、あたしのバックのポケットからケータイを取って付けようとしたらしい。


だから校門でばったり会ったのも偶然じゃなかったそうだ。


でもなかなかつけるのに時間がかかり


返すのを忘れていたっというわけだ。


そして昼休みにこっそりバックに戻そうと思ったらしいが…


私があの人に惚れたことを知った。


竹下周。


そこで瑠奈ちゃんの計画が変わった。


竹下周はバスケット部なので同じ体育館。


瑠奈ちゃんはあたしのケータイに


「ここにアドレスうってもらえますか?」


と頼んだのだ。


そしてまたまた瑠奈ちゃんらしい大胆な計画。


それは…


「すいません。あのーこのケータイ、3ー4の杏里って人に届けてもらっていいですか?たぶん教室にいます。あたし先生に呼ばれてて」


「あっ別にまだ時間あるし…いいよ」


竹下周はやさしい人だそうだ。


なので無事あたしのもとへケータイが到着したっというわけだった。